吉田沙保里ピンチ!兄の体罰で明らかになった「異常な家族」とは? 

レスリング女子でオリンピック3連覇を成し遂げた吉田沙保里さんの兄・吉田栄利さんが、自身が監督を務めていたレスリング教室で体罰していたことが発覚。日本レスリング協会より2年間の指導者資格停止処分が下されました。この件が報じられた後、吉田沙保里さんの「異常な家族」も明らかになり、世間の注目を集めています。そこで今回は、吉田沙保里 伝説として、経歴や名言、家族構成についてまとめました!

まずは吉田沙保里(よしだ さおり)のプロフィールから!

  • 生年月日:1982年10月5日
  • 年齢:41歳
  • 出身地:三重県
  • 血液型:O型
  • 出身校:中京女子大学大学院
  • 職業:レスリング指導者/元レスリング選手/スポーツ科学者
  • 所属事務所:YSW Tokyo株式会社

吉田沙保里 伝説・経歴

父親は元レスリング選手、母親はテニスの元国体選手というスポーツ一家に、三人兄妹の末っ子として誕生した吉田沙保里さん。父親が自宅でレスリング道場を開いていたため、3歳でレスリングを始めました。1998年に世界カデット選手権(16・17歳対象)で優勝した後は、立て続けに世界大会で優勝。2019年1月8日に現役を引退するまでに、女子レスリング個人で世界大会16連覇、個人戦206連勝を記録し、「霊長類最強女子」とも言われていました。また、2012年にはオリンピックや世界選手権など13大会連続世界一を成し遂げ、ギネス世界記録にも認定。そして国民栄誉賞も受賞しました。

主な戦績

オリンピック

  • 2004年 アテネ五輪(55kg級) 金メダル
  • 2008年 北京五輪(55kg級) 金メダル
  • 2012年 ロンドン五輪(55kg級) 金メダル
  • 2016年 リオデジャネイロ五輪(53kg級) 銀メダル

世界選手権

  • 2002年、2003年、2005~2015年 金メダル

吉田沙保里 伝説・名言

吉田沙保里さんはこれまでに受けたインタビューなどの中で、「霊長類最強の女」ならではの言葉・名言をたくさん残しています。数ある吉田沙保里 伝説の名言の中でも特にインパクトの強かった言葉を紹介します。

  • 「女に生まれてよかった。男に生まれていたらきっと試合で人を殺していた」
  • なぜ勝ち続けられるのか?と聞かれ、「簡単です。吉田沙保里と戦わなくていいからです」
  • 金メダルの数を聞かれて、「金メダルの数は忘れました」
  • 「相手の選手は私のタックルを研究して対策してくる。だから全員タックルで倒した」

吉田沙保里 伝説・家族構成

父・吉田栄勝(よしだ えいかつ)

1952年3月22日生まれ。高校時代にレスリングと出会い、専修大学入学後は1973年の全日本レスリング選手権男子フリースタイル57kgで優勝。同年開催の世界選手権テヘラン大会とアジア選手権ウランバートル大会にも出場し、アジア選手権では銀メダルを獲得しています。大学卒業後は三重県に職員として就職する一方、自宅に「一志ジュニア」というレスリング道場を開き、多くの子供たちを指導してきました。2009年にはレスリング女子日本代表コーチに就任し、2012年のロンドン五輪では女子代表チームコーチも務めました。2014年3月、くも膜下出血により61歳で亡くなっています。

母・吉田幸代(よしだ ゆきよ)

1955年生まれ。中学からテニスを始め、高校時代はインターハイにも出場。短大卒業後は、1975年の三重国体で三重県の補欠選手に選ばれた経験もあるそうです。中学、高校、短大でテニス部の主将を務めていたとのこと。2017年には「泣かないで、沙保里: 負けても克つ子の育て方」という本も出版しており、イベント、テレビ、講演会などにも出演しています。「霊長類最強女子」とも言われた吉田沙保里さんですが、母親にだけは素顔を見せていたそうで、レスリングの練習漬けの日々に「レスリングをやめたい」と母親に漏らしたことが何度もあったそうです。

長兄・吉田勝幸(よしだ かつゆき)

年齢は吉田沙保里さんの5歳上。勝幸さんもレスリング経験者です。10歳下の妻・恵理香さんとの間に2男2女の4人の子供がいて、全員がレスリングをしているそうです。父・栄勝さんが開いた道場は弟の栄利さんが継いだため、勝幸さんの職業は不明ですが、レスリングに携わる仕事をしている可能性が高いと思われます。

次兄・吉田栄利(よしだ ひでとし)

年齢は吉田沙保里さんの3歳上。父・栄勝さんの道場を継いだ栄利さん、中学時代は全国大会2連覇、高校時代はインターハイ、国体、全国高校選抜大会で優勝、大学時代にはジュニアオリンピック優勝などの経歴の持ち主でもあります。大学卒業後はオリンピックを目指すも夢は途絶え、レスリング指導者の道に進みました。妻・しずかさんとの間に1男2女の3人の子供がおり、中でも長女・千沙都ちゃんは2023年のレスリング U17世界選手権(65kg級)で優勝しています。

教え子に体罰で指導者資格停止処分に

2023年10月27日発売の「週刊現代」の報道により、栄利さんの体罰事件が発覚。2015年11月、レスリング教室にて当時6歳の生徒に平手打ちを3発くらわし、その生徒は壁にぶつかりこめかみから出血。一時意識朦朧としていたことなどが明らかになりました。この報道を受け、妹の沙保里さんも自身のXで謝罪。栄利さんについては9月15日付で2年間の指導資格停止処分を受け、津レスリング協会の会長も辞任しています。体罰が明らかになるのに8年かかったのには、当時他の生徒の父兄から「警察に通報したらサオちゃんのオリンピックがヤバい」と言われ、被害男児の父親も「吉田家に逆らうなんて考えられない」と思ったことが理由だといいます。

母・幸代さんのヤバさも露呈

栄利さんの体罰事件直後に開かれた保護者会には吉田沙保里さんと母・幸代さんも出席し、被害男児の父親に対して「あんた、まだグジグジ言うとんの?」と責めるような発言をしたのだとか。これがネット上で配信されると、「母親もヤバい」「体罰した本人が一番悪いけど、母親の発言が酷過ぎる」など、幸代さんの発言を非難する声が相次ぎました。幸代さんは沙保里さんが高校時代、同じ男子同級生から6回ふられた時に、最後は幸代さんが出向き「お願い」と娘との交際を打診したというエピソードもあります。今回発覚した栄利さんの体罰事件で、吉田家は異常な家族であると話題になっています。

まとめ

今回は、「霊長類最強女子」と呼ばれた元レスリング選手・吉田沙保里さんの「異常な家族」について紹介しました。栄利さんの体罰事件は、吉田沙保里さんの好感度にも大きな影響を与えているようですね。芸能界での友人も多く、バラエティ番組等にも引っ張りだこでしたが、今後は露出が減ってしまうのでしょうか。吉田沙保里さんのこれからの活動に注目です!