『耳をすませば』の概要とロケ地や雫役(本名陽子)の現在を紹介

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『耳をすませば』について

『耳をすませば』(みみをすませば、英題:Whisper of the Heart)は、
柊あおいの漫画作品。『りぼん』(集英社)の1989年8月号 – 11月号にて連載されました。
1995年にアニメーション映画化されて広く知れ渡っています。
続編に『耳をすませば〜幸せな時間〜』があります。

1995年にスタジオジブリにて、アニメーターの近藤喜文の初監督作品として
アニメーション映画化しました。
アニメ映画版では、背景美術として東京都の多摩市・日野市・武蔵野市を
描写した絵柄が多く見られます。

2020年に実写映画化が発表され、2022年10月公開されました

『耳をすませば』の概要

読書が大好きな中学1年生の少女月島雫。雫は図書貸し出しカードに天沢聖司という名が
たびたびあることに気が付き、顔も知らない彼への思いを巡らす。

そんなある日、電車の車内で出会った猫に導かれて地球屋という不思議な店に迷い込む。

耳をすませば 幸せな時間

中学生最後の夏休みに「受験生」という立場を持てあまし気味の雫はちょっと憂鬱。
そんなとき、空から降ってきた不思議な羽を拾う。
その本体である翼について調べるうちに「猫の図書館」に行き着くことになる。

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『耳をすませば』の登場人物

月島 雫(つきしま しずく)声 – 本名陽子
天沢 聖司(あまさわ せいじ)声 – 高橋一生
月島 靖也(つきしま せいや)声 – 立花隆
月島 朝子(つきしま あさこ)声 – 室井滋
月島 汐(つきしま しほ)声 – 山下容莉枝
フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵 声 – 露口茂
西 司朗(にし しろう)声 – 小林桂樹

主題歌『カントリー・ロード』本名陽子

アニメ版で月島 雫役を演じた本名陽子さんは当時16歳くらいでしたが、
その後の経歴と現在の活躍が凄すぎます。
当時の活躍だけで満足せず、自身の可能性を広げてきた生き方に尊敬しかありません。

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本名陽子さんの現在

本名 陽子(ほんな ようこ)1979年1月7日生。埼玉県草加市出身。身長161cm。O型。
特技は、イタリア語、ロシア語、ピアノの演奏、タップダンス。

本人の公式サイトによると、テニス、書道(6段)、ジャグリング、朝鮮舞踊も特技として挙げられている。趣味は、カフェ巡り、料理、写真、読書、舞台・映画鑑賞。海外旅行をすることもあるそうです。

本名の激しい人見知りを心配した親の勧めにより、4歳の時に劇団日本児童に入団し子役として中学卒業時までに約180本のドラマ、映画、舞台、CMなどに出演し『レ・ミゼラブル』のリトルコゼット役を演じる。

中学1年時の1991年、『おもひでぽろぽろ』において声優としてデビューし、
主人公の少女期を演じる。
1995年には同じくスタジオジブリ作品の『耳をすませば』の月島雫役で主演。
主題歌「カントリー・ロード」(「故郷へかえりたい」に独自の日本語歌詞をつけた曲)も歌い、
シングル発売された同曲はオリコン最高22位を記録、約20万枚を売り上げ、
その年の新人アーティストTOP10入りを果たした。

その後、東京都立両国高等学校を経て創価大学文学部外国語学科(ロシア語専攻)への進学を果たし、これを理由に一旦は芸能活動を休止。

創価大学卒業後にWAHAHA本舗の裏方の仕事に携わったことをきっかけとして、
映画『ショコラ』の吹き替えで活動を再開しました。
2004年からは『ふたりはプリキュア』でキュアブラックこと美墨なぎさの声を担当し、
テレビアニメでの初主演となる。
2005年にはゲーム『サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜』で吉野杏里役を担当し、
同作品のレビューショーにも出演する。

2014年7月30日のブログにて一般男性との結婚を発表し2015年6月20日には第1子となる女児を出産。
2017年5月5日には第2子となる男児を出産。
その中で一度流産を経験したことも告白しています。

イタリア語の堪能さを買われ、アニメ『とある魔術の禁書目録II』、
『カンピオーネ!』では監修として参加しているそうです。

2009年にピアニストのMarcielo、音効パーカッショニストのJunJunと
音楽ユニット「宇宙時計」を結成、作詞作曲のほか、アクセサリーのプロデュースも行っている。

スタジオジブリの劇場長編に計3作品に出演のほか、ジブリ美術館ライブラリーのナレーションも務めています。

2018年
HUGっと!プリキュア(美墨なぎさ / キュアブラック)
ソードアート・オンライン アリシゼーション(2018年 – 2019年、謎の声 / シャーロット)
2019年
爆釣バーハンター(セクシー原人)
けだまのゴンじろー(毛ニー)
2020年
LISTENERS リスナーズ(ウェンディ)
2021年
パズドラ(翔子先生)
平穏世代の韋駄天達(ブランディ)
ルパン三世 PART6(さくら)
2022年
平家物語(藤原経子)

輝かしい実績の裏には並々ならぬ努力と様々な苦悩を乗り越えた経験がある事を知りました。

『耳をすませば』の作品と共も本名陽子さんの存在自体も時を超えて、
ますます輝いていると思います。

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アニメ『耳をすませば』の舞台、聖蹟桜ヶ丘(多摩市)の現在

聖蹟桜ヶ丘の実際のロータリーにある店舗で、本作のファンが「聖地巡礼」として訪れる店は
「ノア洋菓子店」のほか、日本料理店「和桜(わざくら)」、雑貨店「アトリエタッセル」の3店があります。

「ノア洋菓子店」には本作のファンが自由に書き込みできるファンノート「耳すま想い出ノート」があるそうです。
一度、記念に行って書き込みをしたくなりました。

雫の住む団地(集合住宅)は、多摩市愛宕2丁目に実在する公営住宅をモデルにしていて、
愛宕2丁目には都営愛宕団地があります。

雫が買い物や夕子との待ち合わせの際に「向原駅」前の「FamilyMart」を利用するシーンがあるが、
モデルとなる聖蹟桜ヶ丘駅前には駅から徒歩100メートルほどのところに
「ファミリーマート 聖蹟桜ヶ丘店」が実在します。

劇中で雫が通う学校のモデルは、小金井市立小金井第一中学校ですが、
雫が住む設定の愛宕2丁目の学区では多摩市立東愛宕中学校が通学先になるそうです。

アニメ版では公式設定で正式に東京都多摩市が舞台となっていて、
街並みなども東京都多摩市の京王線聖蹟桜ヶ丘駅周辺をモデルにしていて
雫とムーンが電車を降りる「京玉線 杉の宮駅」は京王線聖蹟桜ヶ丘駅と酷似しています。

作中に登場する電車は京王5000系電車のようなデザインです。
作中で雫が住んでいる最寄駅は「百草園駅」という設定です。

物語の舞台の場所は高台が多く穏やかな街並みなので、ゆっくりした時間を過ごす事のできる
素敵な場所です。

鉄道やバス路線も充実していて隠れた名店のケーキ店やカフェもあります。

のんびりとバスや徒歩で聖地を巡るのがお勧めです。

桜ヶ丘ロータリー