こんにちは、てくにかるです。
世界選手権で活躍しているフィギュアスケート女子シングルの
三原舞依選手についてまとめました。
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三原舞依選手について
三原 舞依(みはら まい) 1999年(平成11年)8月22日生。兵庫県神戸市出身。
身長156cm。A型。
憧れの選手は浅田真央さんで、小学2年の時にテレビで見た浅田に憧れ、
スケートを始めたそうです。
難病を乗り越え、シニアに上がった2016 – 2017シーズンにシンデレラのプログラムで
四大陸選手権のタイトルを獲得しシンデレラストーリーから
「氷上のシンデレラ」と呼ばれています。
三原舞依選手の病気『若年性突発性関節炎』とは
若年性(じゃくねんせい)=16歳未満、特発性(とくはつせい)=原因不明の意味で、
16歳未満の子どもに発症した6週間以上続く(=慢性)関節の 炎症 を
若年性特発性関節炎といいます。
小児期発症特有の病型は、「全身型」、「少関節炎」、「 リウマトイド因子 陰性多関節炎」、
「リウマトイド因子陽性多関節炎」で、後者3つは関節型JIAとも呼ばれます。
「全身型」は、1か所以上の関節炎に2週間以上続く発熱を伴い、
それに皮膚の発疹、全身のリンパ節の腫れ、肝臓や脾臓の腫れ、
漿膜炎のいずれかがあるものをさします。
「少関節炎」は、発症6か月以内の関節炎が1~4か所にとどまるもので、
関節炎が全経過を通して4か所以下の“持続型”と、
発症6か月以降に5か所以上に増える“進展型”に分けられます。
「リウマトイド因子陰性多関節炎」「リウマトイド因子陽性多関節炎」は、
発症6か月以内の関節炎が5か所以上に見られるもので、
それぞれリウマトイド因子が陰性または陽性のものです。
JIAは子ども1万人あたり1人にみられる事がわかっているそうです。
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三原舞依選手まとめ
浅田真央さんに憧れて小学2年生から始めたフィギュアスケートですが、
現役選手達の開始年齢から比較すると遅い方かもしれません。
しかし、自分の意志を持って練習に取り組み上達も早かったようです。
坂本花織選手とチームメイトとして切磋琢磨しながら、
高いレベルの環境の中で技術を磨いたようです。
可憐なスピンやステップが氷上のプリンセスと言われる由縁です。
選手として波に乗っていた2019年には『若年性突発性関節炎』を患い、
休養を余儀なくされました。
ほぼ毎日のように練習を行うフィギュアスケートにおいて、
練習ができなくなると言う事は引退も脳裏によぎるのではないでしょうか。
トップ選手ならなおさら焦る気持ちがあったのではないかと思います。
そんな中、三原選手は医療用ウイッグを贈る活動の「ヘアドネーション」に
複数回参加しています。
ご自身が辛い思いをしたからこそ大変な状況の人達に何かできないかと
考えた行動なのでしょう。自分の事で精いっぱいのはずなのに頭が下がります。
1年以上の休養を経て、競技に復帰する精神力は、
本当にフィギュアスケートが好きな事から生まれているのでしょう。
世界開会で結果を残しているもののオリンピック出場はあとわずかのところで逃しています。
2026年イタリアで開催されるミラノ・コルティナダンペッツォのオリンピックに出場できるのか
期待が高まります。
これからも坂本選手と良いライバル関係で活躍する事を期待しています。
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三原舞依選手の成績
2012-2013シーズン
全日本ノービス選手権Aクラス3位
全日本ジュニア選手権8位
2013年プランタン杯ノービスクラス優勝
2013-2014シーズン
アジアフィギュア杯ジュニアクラス2位
JGPミンスク出場
全日本ジュニア選手権2位
全日本選手権12位
2014-2015シーズン
JGPリュブリャナ杯6位
全日本ジュニア選手権7位
全日本選手権9位
2015年ガルデナスプリング杯ジュニアクラス優勝
2015-2016シーズン
アジアフィギュア杯優勝
JGPJ&Tバンカ2位
JGPオーストリア杯2位
JGPファイナル6院
全日本ジュニア選手権8位
2016-2017シーズン
ネーベルホルン杯優勝
スケートアメリカ3位
中国杯4位
全日本選手権3位
四大陸選手権優勝
世界選手権総合5位
世界国別対抗戦出場
2017-2018シーズン
オータムクラシック2位
中国杯4位
フランス杯4位
全日本選手権総合5位
四大陸選手権2位
2018-2019シーズン
CSネーベルホルン杯2位
NHK杯4位
フランス国際2位
全日本選手権4位
四大陸選手権総合優勝
2019-2020シーズン
体調不良の為欠場
2020-2021シーズン
近畿大会にて競技復帰
2021-2022シーズン
全日本選手権4位
四大陸選手権金メダル
2022-2023シーズン
MKジョン・ウィルソン杯優勝
エスポーグランプリ優勝
グランプリファイナル優勝
世界選手権5位
国別対抗戦 出場予定